KDDIが新たに無料料金プランを発表!「povo2.0」は何が違う?

「povo2.0」は月額基本料金0円で使えるauの新プラン

大手携帯会社「au」は、2021年3月に格安ブランド「povo(ポヴォ)」のサービス提供を開始しました。そこから大幅アップデートが行われ、新料金プラン「povo2.0」では月額基本料金を0円とし、そこからユーザーがカスタムするプランになりました。

基本料金0円のままでは、データ通信速度は128kbpsしか出ません。

そこでpovo2.0では、快適なデータ通信を実現するために、さまざまなオプション(トッピング)を追加して自分に合ったプランをつくる形となっています。

トッピングには、データ容量に関する「データトッピング」、特定のサービスが使い放題になる「コンテンツトッピング」、かけ放題の「通話トッピング」、故障サポートの「サポートトッピング」が用意されています。

データトッピングによる高速通信が可能

povo2.0は「データトッピング」によりデータ容量を追加することで、高速通信を利用することができます。データトッピングはオプションになるため、追加費用が必要です。

データトッピングのプランとしては、1GB/7日間で390円、3GB/30日間で990円、20GB/30日間で2,700円、60GB/90日間で6,490円、150GB/180日間で12,980円、データ使い放題/24時間で330円が用意されています。

容量だけでなく、期間に幅があるのが特色だといえるでしょう。

なお、これまでのpovoでは、データ使い放題/24時間のプランは、220円で利用可能でした。現在は110円アップした、330円となっているので注意しましょう。

 

また、「コンテンツトッピング」では、DAZNとsmash.の使い放題パックも用意されています。

povoで快適なデータ通信を行うなら、データトッピングは必要になります。自分の携帯利用状況に合わせて、適切なトッピングを選択してください。

月額550円で「5分かけ放題」

povo2.0では、通常の通話料金は22円/30秒です。一般的な料金設定ですが、HISモバイルの11円/30秒、楽天モバイルの通話アプリ利用時無料など、MVNOで安い料金設定が出てきていることを考えると、すこし物足りないかもしれません。

とはいえ、「通話トッピング」でかけ放題を追加すれば、お得に利用することも可能です。

povo2.0で選択できるかけ放題のプランは「5分以内通話かけ放題」と「通話かけ放題」の2つです。

5分かけ放題の場合は、1回5分以内の通話なら月額550円で利用できるというプランになります。

通話かけ放題の場合は毎月1,650円の利用料金を支払えば、通話し放題です。仕事の都合などで、電話回線を利用する機会が多い方は「電話かけ放題」のプランがおすすめになります。

普段の会話はLINE通話で済ませる方は、電話回線での通話はほとんど使用する機会がないので「5分かけ放題」のプランで十分です。

povoは基本料金0円で利用できますが、データ通信量は128kbpsで快適には使用できません。そのため、用意されているトッピングを選択して、自分に合ったプランを選択することが大切です。