IIJmioの新料金プラン「ギガプラン」

幅広いギガを低価格でカバーする「ギガプラン」

IIJ(インターネットイニシアティブ)のMVNOサービスである「IIJmio」が4月1日から提供を始めた新料金プラン「ギガプラン」。2GBから20GBまで、幅広いデータ利用量をお手頃な価格でカバーする同プランについて詳しくご紹介します。(文中の価格はすべて税込)

格安SIMの登場初期からMVNOサービスを展開してきたIIJmioが、4月のプラン改定で送り出した「ギガプラン」。これまで3GB、6GB、12GBの3種類だったプランを、2GBから20GBまでの5種類に増やし、選択肢を増やしているのが特長の新プランです。

音声通話SIMプランは、月額858円の2ギガプラン、1,078円の4ギガプラン、1,518円の8ギガプラン、1,848円の15ギガプラン、2,068円の20ギガプランの5種類が用意されています。利用できる容量あたりの料金はほかのMVNOの各種プランと比較しても安価で、特に20ギガプランは最安値クラスとなっています。また、2021年6月以降には料金そのままで5Gにも対応する予定で、こちらも対応スマホを持っている人には見逃せないポイントでしょう。

IIJmio公式サイトより)

音声通話SIM以外では、SMS対応SIMやデータ通信専用SIM、そしてスマホ側が対応していればSIMカード不要で使用できるeSIM用のプランがあり、同じく5種類から選択できます。eSIMが利用できるスマホを持っていれば月額1,650円でデータ通信のみの20ギガプランを利用でき、通常のデータ通信専用SIMプランより利用料は300円も安くなります。

IIJmio公式サイトより)

回線はNTTドコモの「タイプD」と、auの「タイプA」から選択できます。データ容量は翌月への繰り越しに対応。パソコンなどをつないでネットにアクセスするテザリングも無料で利用可能です。

 

6月以降には便利なギガプラン向けオプションも登場

これまでもシンプルでわかりやすいプラン展開をしていたIIJmioのMVNOですが、今回のギガプランもプランの種類は増えていますが基本的にはわかりやすい仕組みのままです。既存プランから大幅に利用料が下がっているので、以前からIIJmioを利用している人は乗り換えるだけでもかなりお得になります。またインターネット回線サービスのIIJmioひかりとのセット割を利用すれば、毎月の利用料から月額660円が割引きになり、さらにお得です。

IIJmio公式サイトより)

かけ放題系のオプションは、通常の通話量が11円/30秒になる専用アプリの「みおふぉんダイアル」を使うことを前提に、3分以内の国内通話料+同一mioID間での10分以内の国内通話料が0円になる「誰とでも3分&家族と10分」(月額660円)と、そのバージョンアップ版といえる「誰とでも10分&家族と30分」(月額913円)の2種類が用意されています。後者のプランを利用すれば普通の通話はほとんどかけ放題の範囲内でカバーできるでしょう。

上記のオプションに加えて、2021年6月以降には前述の「5Gオプション」をはじめギガプラン向けの各種オプションも追加される予定です。同一mioID内で最大10回線までデータ容量をシェアできる「データ容量シェア」、同一mioID内で別回線へデータ容量を移せる「データ容量プレゼント」など、ファミリーでの利用に便利そうな機能が追加されるので、家族での乗り換えを検討している人は、ギガプランへの乗り換えを検討してみるのもよさそうです。