データ量に応じた新プランを発表
HISモバイルは、大手旅行会社のHISと日本通信株式会社が設立した格安SIMです。旅行会社が母体ということもあり、日本国内のみならず、Wi-Fiレンタルサービスや海外向け通信プランなど、独自サービスを展開しています。そんなHISモバイルから、2021年6月28日に新プラン「格安ステップ」と「データステップ」の提供が開始されました。本記事では、「格安ステップ」「データステップ」の特徴や、おすすめユーザーを紹介いたします。(文中の価格はすべて税込です)
(HISモバイル公式サイトより)
はじめに、音声通話対応SIMの「格安ステップ」を紹介します。「格安ステップ」は、データ利用量に応じて基本料金が変わる、音声通話付きプランです。1GBまでが590円、3GBまでが790円、5GBまでが1,190円、7GBまでが1,490円、10GBまでが1,790円となっています。
10GB以上の場合は、1GBごとに275円で追加可能で、キャリアの四分の一程度と利用しやすくなっています。
また、格安ステップの通話料金は専用アプリが不要で、キャリアの半額となる30秒11円となっており、5分かけ放題のオプションも＋700円で利用可能です。
利用できる回線はNTTドコモ回線です。従来の「格安弐拾プラン」「格安かけ放題プラン」に加え、選択肢が大きく広がったといえます。
(HISモバイル公式サイトより)
次に、データ通信プランの「データステップ」を紹介します。「データステップ」は、格安ステップと同じように、データ利用量に応じて基本料金が変わる、データ通信専用プランです。1GBまでが490円、3GBまでが620円、5GBまでが1,020円、7GBまでが1,320円、10GBまでが1,620円となっており、10GB以上の場合は、1GBごとに275円で追加可能です。
また、SMSを利用したい場合は「SMSデータステップ」が利用できます。1GBまでが520円、3GBまでが750円、5GBまでが1,150円、7GBまでが1,450円、10GBまでが1,750円となっており、10GB以上の場合は、1GBごとに275円で追加可能です。
(HISモバイル公式サイトより)
「格安ステップ」「データステップ」をおすすめしたいユーザーは、毎月のデータ利用量が7GB以下の方です。一般的に、格安SIMユーザーのほとんどは、データ通信の利用量が7GB以下と言われています。そのため、例えば「サブスクの音楽聴き放題アプリをずっと利用している」や「毎日動画を何時間も見ている」など、データ容量をたくさん利用する方以外の方なら、ほとんどのユーザーにおすすめできるプランです。
また、昨今では、テレワークなどの普及により、自宅で過ごす機会が増えました。自宅にWi-Fiがある場合は当然ながらデータ容量を消費しません。月によって「データ容量が3GB以下しか利用しなかった」「今月はデータ容量7GB利用した」など、月によってデータ利用量が大きく変わるユーザーも増えています。
「格安ステップ」「データステップ」は、3GB以下の小容量プランでは、ドコモ回線を利用している格安SIMの中でも業界最安級のプランを提供しています。実は、格安SIMユーザーの半分以上のユーザーは、データ利用量が月に3GB未満なのです。データ利用量に応じて基本料金が変わる「格安ステップ」「データステップ」なら、無駄なコストが発生しません。そのため、月によって、利用するデータ容量が変わるユーザーにもおすすめできるプランです。
基本料金を細かく選ぶことができ、データ容量の追加料金や通話料もお得。格安SIMプラントしてかなり有力な選択肢が登場したといえるのではないでしょうか。
ほとんどのユーザーにおすすめできる「格安ステップ」「データステップ」を、ぜひ一度検討してみてください。
