子供にLINE専用でスマホを持たせるために必要な機能とは
今や、小学生がスマホを持っていて当たり前の時代になっています。
スマホは便利ですが、早いうちからスマホを持たせることによってスマホ依存に陥ってしまう場合や、インターネット上でトラブルに巻き込まれてしまう場合もあり得ます。
そのため、親としては子供にスマホを持たせるのは少し不安なのではないでしょうか。
安全で必要最低限の機能のみで、親との連絡手段は確保しておきたい。
そんな人にはLINE専用でスマホを持たせるのがおすすめです。
実際にLINE専用でスマホを持たせる親は多く、安全性はもちろん、月額料金も安く済むのでメリットも多いでしょう。
では、LINE専用でスマホを持たせる場合にどのようなプランを選ぶのが良いのでしょうか。
月額料金を抑えたい人にはSMSデータSIMがおすすめです。
LINE専用のスマホであれば音声通話付きのプランは必須ではないので、話し合って決めると良いでしょう。
LINEのアカウントを作成するにはSMSでの二段階認証が行われるため、SMSは必要になります。
以前まではFacebookのアカウントを作ることでLINEのアカウントを作成することも可能でしたが、2020年でサービスが終了したので、SMSなしのプランではアカウント作成は不可能になりました。
そのため、 iPodtouchやWi-FiモデルのiPad等でもLINEのアカウントは作成できないので注意しましょう。
また、LINEは通信量をそこまで使わないので、通信容量は3GB以下で充分です。
LINEには音声通話やビデオ通話の機能もついていますが、音声通話を1時間しても18MBしか使わず、ビデオ通話でも1時間で307MBのみの通信量になります。
そのため、1ヶ月で3GBもあれば使い切ることはないでしょう。
仮に通信量を超えてしまっても、メッセージ機能は低速通信でも十分に利用できるので子供の安全性も考慮した上でも、3GB以下のプランを選ぶのがおすすめです。
LINE専用のスマホのプランはHISモバイルがおすすめ
提供企業 | 〜1GB | 〜3GB |
LINEMO ※音声SIM ※LINE使い放題 |
– | 990円/3GB |
HISモバイル | 352円/100MB 520円/1GB |
750円/3GB |
楽天モバイル | 0円/1GB | 1,078円/3GB |
イオンモバイル | 682円/1GB | 902円/2GB 1,012円/3GB |
IIJmio | – | 825円/2GB |
mineo | 880円/1GB(au) 1,012円/1GB(docomo) 1,078円/1GB(Softbank) |
– |
OCNモバイルONE | – | 990円/3GB |
この表はSMSデータSIMの料金プランです(※LINEMOは音声SIM)。
LINE専用のスマホであれば、HISモバイルがおすすめです。
一見、楽天モバイルの0円に目が行きますが、楽天モバイルのような通信量に応じて料金が変わるシステムは、知らないうちに大量に通信量を使ってしまった場合に高額になる場合もあるので子供にはあまりおすすめできません。
LINEのメッセージ機能しか使わない場合は、メッセージ機能は低速でも利用できるので、いっそのこと100MBのプランでも問題ありません。表のHISモバイル「352円/100MB」は「ビタッ!プラン」のSMS付きデータSIMとなりますが、これなら月額料金をかなり安く抑えることができます。
もし、写真の送信や通話が多いのであれば、HISモバイルの1GB、3GBプランが利用できる「SMSデータステップ」がおすすめです。
「SMSデータステップ」では、1GBで520円、3GBで750円と最安値クラスになっています。
途中で通信上限量を変更することも可能なので、最初は1GBで利用を始めてみて足りない場合に3GBに変更するのも良いでしょう。
音声通話やビデオ通話を長時間利用する場合は、LINEMOだと無制限で利用できるのでおすすめです。
時代の流れとともに変化するスマホ事情。
各家庭でスマホのルールを決めるなど、しっかりと子供と向き合って、安全にスマホを持たせられるようにプラン選びは慎重に行うようにしましょう。