携帯電話の月額料金を手早く下げるには格安SIMがおすすめです。
月額料金を抑えられるだけでなく、シンプルなプランが多く利用しやすいこともメリットの一つでしょう。
しかし、格安SIMへ乗り換えたいけれど、どうすれば乗り換えられるのかわからないという方も多いと思います。
この記事では、格安SIMに乗り換えるために必要なものを紹介していきます。
格安SIMに乗り換えるための準備
まず、格安SIMに乗り換えるためにはMNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号とは、現在の携帯番号をそのまま引き継いで使用するために必要な番号です。
MNP予約番号は、現在契約しているキャリアで手続きをすることで取得できます。取得方法はキャリアによって異なりますが、店頭や電話、オンラインサービスから手続きすることが可能です。
基本的には即日で発行できますが、余裕を持って手続きしておくのが良いでしょう。
次に必要なのは本人確認書類です。
運転免許証や保険証があれば問題ありません。
格安SIMへの乗り換えはWeb上で行われることが多く、本人確認書類をカメラで撮ってアップロードする方法が主流です。
申し込み段階でアップロードする場合と申し込みが完了してからアップロードする場合があるので、必ず準備しておきましょう。
画像サイズが大きくアップロードがうまくいかない場合は、「画像ファイルを圧縮する方法」を参考にサイズを調整してみてください。
引き落とし用のクレジットカードも準備しておきましょう。
格安SIMは銀行引き落としに対応していない会社が多いので、クレジットカードでの引き落としができると便利です。
楽天モバイルだと楽天カードで引き落としするとポイントがお得に貯まるなど、お得なキャンペーンがあることもあるので確認しておくのが良いでしょう。
必要に応じて、メールアドレスも取得します。
格安SIMはキャリアメールアドレスが使えない会社や、有料になる場合が多いので、まだ持っていない方はGmailなどのフリーメールアドレスを一つ取得しておくと良いでしょう。
格安SIMに乗り換える際の注意点とは
格安SIMに乗り換える際にはいくつか注意点もあります。
まず、自分の端末がSIMロック解除されているかを確認しておきましょう。
SIMロックとは、契約しているキャリアでしか通信ができないように端末に制限がかけられていることです。詳しくは「SIMロック解除ってどんなときに必要なの?」をご覧ください。
その制限を解除することがSIMロック解除と言われるもので、SIMロック解除をすることで、契約したキャリア以外でも端末が使えるようになります。
2015年にどの端末でもSIMロック解除ができるようにすることを義務付けられたので、店頭やオンラインサービスで手続きをすることでSIMロック解除が可能です。
なお、2021年10月からSIMロック状態で端末を販売することが原則禁止になっています。
(参照:21年10月からSIMロックが原則禁止に メリットや注意点は?)
SIMロック解除後はAPN設定を行います。契約先により設定方法は異なりますが、説明書記載通りに行えば問題く行える場合が多いです。
ただし、新しいSIMの利用開始日までスマホが使えなくなる場合がありますので、注意しましょう。
格安SIMに乗り換える際はしっかりと準備をしてから行うことで、スムーズに手続きができます。
どれも簡単に準備できるので余裕を持って準備しておきましょう。