定額プラン変更で容量オーバーにならないために

利用可能な通信量が減った人は注意が必要

この春からスマートフォンのプランを変更する人は多いと思います。料金が低価格になったことで容量が増える人はいいですが、これまでのプランより容量が減ってしまうという人も多いはず。そのため、できるだけ効率的なモバイル通信を心掛け、せっかく低価格になったのに無駄な出費が発生しないようにしたいところです。

メールなど文字のやり取りだけであれば、データ量を気にする必要はさほどありません。注意しなければいけないのは、YouTubeなどの動画の再生です。Instagramもフィード投稿、ストーリー投稿ともに動画が増えており、うっかり見過ぎるとデータ量を超えてしまうということになりかねません。

例えばYouTubeで720pのHD画質の動画を再生した場合、わずか5分で約90MBも使用してしまいます。つまり1時間で1GBを超えてしまうのです。

 

YouTubeの設定変更

YouTubeでは、Wi-Fi接続時でなければHD動画をストリーミングしない設定にすることでモバイル環境での通信量を抑えることができます。

また、YouTube Premiumユーザーであれば外出前にダウンロードしておけば、モバイル環境でもデータ量を気にせずに視聴することができます。

 

Instagram閲覧時の注意点

InstagramはYouTubeなど動画再生アプリよりもデータ量は使わないだろう、動画はすぐスクロールしてしまえば大丈夫と思っている人が多いようですが、実はフィード画面をスクロールしているだけでかなりのデータ量となります。YouTubeほどではありませんが、5分間で50MB以上になることもあります。

そのため、アプリのデータ節約機能を使い、モバイル通信時は動画の自動読み込みをストップするなどしておくといいでしょう。

 

LINEの設定変更

LINEはコミュニケーションツールとして多くの人が利用しています。YouTubeやInstagramなどと比較するとデータ通信量は多くありませんが、頻繁に使用するものだけにLINEでデータ節約の設定をしておけば月の上限を超えることはなかったということもあるでしょう。

写真と動画の設定で、写真は自動ダウンロードしないように、動画はWi-Fiのみで自動再生する設定にしておくといいでしょう。

 

Facebookの設定変更

FacebookもInstagram同様、タイムラインを見ているだけで意外とデータ通信量が発生しています。Androidの場合は「データ節約モード」を、iPhoneの場合はWi-Fi接続時以外は動画を再生しない設定にしておきましょう。

 

Twitterの設定変更

Twitterは基本文字の投稿がメインですから、データ通信量はそれほど大きくはありません。それでも、モバイルデータ通信時には動画の自動再生を行わず、高画質の画像も読み込ませないという設定が行えるようになっています。